さようなら、アスパラ肉巻き

 

アスパラが安かったので大量購入した。いつもなら簡単にアスパラとベーコンを炒めるのだが、昨日はどういうわけか、いつもと違うものを作ってみようという意欲が湧いた。

 

アスパラレシピと検索して多く出てくるのは「アスパラ肉巻き」だ。もちろんこういう食べ方があるのは知っている。だが、料理が好きではない人には分かってもらえると思うのだけれど「肉を巻く」という作業が、なんて面倒くさいと思うのだ。巻くって、ダルっ。的な。

 

でもなんか今日はイケる気がする、と謎のやる気を出して数分。数本巻いたくらいから「後悔」という言葉が頭をよぎった。うん、やっぱり面倒だった。引くに引けず、20数本巻き上げた。

 

もうこのメニューは作りたくない。そうは言っても、毎度お馴染みの「子供が大喜び」とか「ここはお店ですか?と言われる」とか「毎日これでもいいと子供が言った」とかコメントに書いてあるので、それを信じ、まぁ喜ばれたらヨシとしよう、とキレイに盛り付けて提供した。

 

1人が、食べてすぐに無言で立ち上がり、マヨネーズと七味を持ってきた。味がバシッとしなかったようだ。大量につけている。

 

もう1人はコメントがない。遠慮気味に「結局、アスパラはベーコンと炒めて塩胡椒が1番美味しいよね」と言ってみた。

 

「まあね」「確かに」と返事が来た。どうやら、いつもの食べ方の方がお好みだったようだ。

 

これからの人生、もう二度とアスパラに肉を巻くことはないだろう。

 

永遠にさようなら、アスパラ肉巻き。