なぜ彼らの洗濯物は半分だけ裏返っているのか
体育着の上着の身は表を向いているのに、両袖が内側に入り込んでいる。一体どうやったらこんな状態になるのだろうか。
ズボンは半分だけ内側に入り込んでいる。
靴下は、男子の人数に対しておかしい数の本数が存在している。1日に3回も履き替えないでほしい。
そして、それらの9割が50%〜80%な具合でクルンとなっている。スニーカーソックスというのかな、甲が丸見えになるやつ。このタイプがクルンとしている場合のイライラ感は半端ない。もはやどっちが表なのか判別不能、というより判別する元気も出ない。
スボンと下着を同時に脱ぎたい気持ちはよくわかるが、ぜひそのまま洗濯機へ入れないでほしい。ズボンの途中に挟まった下着が発見された時に、チッと舌打ちしてしまうから。
彼らの洗濯物の多数が半分裏返しもしくは完全に裏返しになっている。ぜひそのまま畳んでしまいたい。
なのにどうしても出来ない。なぜなのか考えた。その結果、裏返したまま畳んでありますけど?と言われたくない、手を抜いたと思われたくない、という保身からなのだ、というところに行き着いた。まだまだだな、自分。器が小さいな、自分。
友人が、カットソーとキャミソールを重ねて脱いだまま洗濯機に入れたら、洗濯物を干してくれた旦那様が、その状態のまま干したと言っていた。
自分もこんな強い心を持ちたい。