体育着の短パンがないんだけどと朝から怒られる

 

体育着の短パンがないんだけど、と朝から怒られる。時間がないとイライラしている。

 

洗ったような干したような気もするけれども、たたんだ記憶はない。ような気がする。はっきり言って、いちいちそんなことは記憶していない。

 

しかも、朝のバタバタしているときに言うなよ。もうちょっと早めに言えよ。と思うけれども、言える雰囲気ではない。結局、諦め、キレ気味にご登校された。

 

ため息をつきながら、洗い終わった洗濯物を洗濯機から取り出した。はい、ありましたよ短パン。「おい、昨日はいて洗濯機にいれたのお前だろ?」と帰ってきたらキレ気味に言ってやろうと思う。たぶんスルーされるけれども。

 

などと考えていたら、別のものから「洗剤が臭いんですけど」とクレームが入る。数日前に部屋干しが続き「生乾きのにおいが気になる」とのクレームに対応するため、部屋干し専用の洗剤に変えたところだった。

 

気を使い、体力を使い、それでも褒められることも感謝されることもなく、無償労働なのに、朝から怒られ、クレームも多い。

 

これ完全にブラックだな。
と思いながら、天気予報は雨なのに晴れている空を見上げ、干すべきか干さないべきかフツフツしている火曜日の朝。