卒業まであと4か月なのに制服がキツくなった問題
子供の卒業まであと4か月。あと少しなのに制服のズボンがキツくなった。夏頃にも言われたので、そこで丈もウエストも最大限出し切ってしまった。残された選択肢は、痩せるか、作り直すか、気合い、のどれかだ。
痩せろといいたいところだが、痩せるところがないくらい細い。本人曰く、骨が成長したからキツいとのこと。
作り直すは何としても避けたい。
気合い、をすすめてみたが、気合いでどうにかできる問題ではないと。確かに、ということで、作り直すことになった。
制服屋さんに行かせた。そこで作り直すことを伝えたら、スタッフのみなさんに「あと少しだから、もったいないから気合いで頑張れ」と励まされたそうだが、気合いでは無理だ、と伝え「お母さんいいって言ったの?太っ腹だね」と私の株を上げて帰ってきた。
今日は寒い。ということで、その出来上がった制服の出番がやってきた。
「あぁ、ウエストに余裕がある。嬉しい。気持ちもウエストも余裕がないとね、余裕があるって本当に素晴らしい、あぁ嬉しい」としみじみ。そんなにキツかったのか。ここまで言われると太っ腹にしておいて良かった。
昭和生まれは、気合いと根性でなんとかしろと圧力をかけられて育った世代だ。ついつい「気合い」と言うワードを発してしまう。この令和の時代、若者に対して、やたらに「気合いで何とかしろ」は老害だな、ウエストがキツいのに、気合いって。普通に考えておかしいよね、と後々反省した一件。お互いに気をつけましょう。