圧力鍋が苦手だ
圧力鍋が苦手だ。
苦手と言っても、10年以上前に1度しか使ったことはない。
圧力鍋といったらカレーか角煮か。という感じでチラシによく載っている。それを見て若かりし頃に「スイッチ」が入った。
初回、カレーにチャレンジ。私は、使用手順も、使用方法も、調味料の計量も、キッチリマニュアル通りを守る女。失敗する確率は低い。
はずなのに。鍋が焦げるという事態に。これで一気にやる気を失せ、鍋を見るのも嫌になり、妹に譲った。
妹には非常に喜ばれた。すごく良かったからもう一台追加購入した、というほどに。
先日、その譲った圧力鍋で「チキンカレー」を作って持って来てくれた。私が作るはずだったあのカレー。非常に美味しかった。店に出せるレベルで。
感動のあまり、
よし、私もやっぱり圧力鍋に再チャレンジしよう!と決意。
とは、残念ながらならなかった。
私の鍋のおかげよ。だからまた作ってきてください、とは思った。
正直な私は本人にそう伝えた。
ちなみに、カレーだけではなく、副菜2品にゆで卵まで作って来てくれる徹底ぶり。出来る女は違うな、としみじみ。
出来ない女は「洗い物担当」。