自分の足は扁平足、だと気が付いていない人はけっこう多い
自分の足は扁平足(へんぺいそく)、だと気が付いていない人はけっこう多いです。扁平足とは、足裏が平べったい状態のことです。
先日ご来店くださったお客様も、整形外科で指摘されて初めて気が付いたそうです。
扁平足は病気ではないため、軽く考えがちですが、「土踏まず」は必要です。
土踏まずがないと、
足裏全体の血管が圧迫されるため、血流が悪くなり、冷えやむくみなどの症状を引き起こす原因となります。
また、下から受ける衝撃を吸収する役割もあるので、膝、腰、股関節になど負担がかかり、疲れやすくなります。
足の反射区療法では、土踏まずは、
「消化器系の反射区が集まっている場所」としてみていきます。
土踏まずがない方には、消化器系に不調がないかどう確認しています。
上記のお客様は、現在、逆流性食道炎の治療中とのことでした。
土踏まずがないからといって、必ずしも消化器系に不調があるというわけではありません。
日々の生活で、胃腸に負担になるようなことをしていませんか?、という問いかけである場合も多いです。
足もみでしっかり揉みほぐしていくと、土踏まずが少しずつ現れてきます。同時に、不調の改善や予防にも役立ちます。
消化器系の反射区が土踏まずにある理由は、食後すぐに動いても、土踏まずにあるこれらの反射区は刺激されず影響が出ないため、です。
反対にカカトの真ん中には生殖腺の反射区があります。これは、歩くたびに重みがかかり強く刺激されるから、カカトに生殖腺があれば、生殖機能は活発になり、種族が絶えることはない、というわけです。
足裏の反射区は、人体構造の理にかなっているのです。
そうです。
足裏は「奥が深い」のです。