輝きは一瞬だった

 

輝きは一瞬だった。

 

私のことではなく、我が家のシンクの話です。
夕食の片付け後、少々余力があったので、いつもより気合を入れてシンクをキレイに磨き上げました。

 

満足な仕上がりになり、気持ちよくお風呂へ向かい、戻ってくること数分。

 

ピカピカだったシンクの様子がおかしい。
恐る恐る近寄ると、黒い粉が散乱!

 

えー!何これ
と騒ぐと、遠くから「紅茶の袋を開けるのを失敗して大変なことになったんだよ」と。

 

そんな彼は、のんびりとお茶を飲んでいる。
片付けたとおっしゃっているが、彼の目には都合の悪いものは見えないようだ。どう見ても大惨事ですが。

 

血圧が上がりそうになりながらテーブルに行くと、なぜかテーブルの上も茶葉が散乱している。いったいどんな動きをすると、こんな事態になるのだろうか。謎だ。

 

よって、シンクの輝きも、スッキリした気持ちも、一瞬で終わったのでした。掃除を頑張った時ほどすぐ汚される、車を洗った次の日に雨が降る。的なやつですね。

 

余力は使わずに残しておけばよかったな、と思う週末の夜。